災害時の重機故障への対応
災害直後から外部からの応援が入るまでの時間、大型・小型を問わず、重機を使った応急対応や救命対応をする場合も考えられます。
このとき機器類の不具合が発生した場合、交換部品がない場合の応急修理には、それなりの工具と工具を稼働させる動力(電源など)が必要です。
これらの災害対応を考えた場合、自治体はもちろん大規模な工場やコンビナートなどでも、二重のバックアップとして修理・応急対応に、BCPのひとつとして考えることを提案しています。
「うごく工作室カブキチ」トラックの製作
中古4トントラックをベースにして改造しています。
コンテナの中には、NCフライス盤・旋盤の切削加工工具の他、溶接機・発電機・サブツールを積み込んであります。
サブツール:TIG溶接機・バッテリー・発電機・ウェルダー・コンプレッサー・バンドソー
工作機器類を降ろさなくても、車検が通る改造ノウハウを取得しています。この事により、純粋に工作車両として製作することが可能です。
ベーストラック代を抜いた製作金額の目安
搭載する工作機器の金額によって変化します。
紹介している「うごく工作室カブキチ」トラックと同程度の改造は、最低でも1,000万円程度は必要だとお考えください。
ただし搭載工具や改造規模によって金額が大きく変わりますので、資金調達の前にでもお気軽にご相談ください。
金属加工での起業をお考えの方、小回りがきく「うごく工作室カブキチ」トラックのような移動ベース工作室での事業展開も視野に入れていただればと思います。
またBCPの観点で、地域内の金属加工業を営む方へ、災害時など大企業様との連携による取り決めを行いながら、行政さまに対しては、防災の一環として、また地域経済のひとつとして、補助金などの予算組を検討されることをご提案します。
ご予算に合わせたカスタマイズ、ぜひご相談ください。